妻のアップライトピアノを机にして読書中の息子。
学習机を作ってあげると約束して3年ほど経過。
椅子は既に製作済み。
自分だけの領域が欲しくなったのか製作を催促された。
息子の読書、勉強を観察してみると、一定の場所では行わず常に自分なりのベストポジションを探して移動していることから、長時間机に向かうようになるのはまだまだ先のことで、その頃には体型も大人に近くなっているだろう。
自分の事を振り返ると、親から買ってもらった学習机は早い段階で本来の使用目的ではなく、教材を収納する場所としての役割が大きくなり、いざ受験の時などにはほとんど使用しなかった。
この歳になり机に向かう事が多くなり思う事は、その当時の机が使い勝手、デザイン性共に現在でも使用できるものであったなら素晴らしいだろうなということ。
お客様優先で自分の机はその合間にしか製作できないことを理解していて1年ぐらい製作期間をもらった。
生涯息子が使い続けてくれるものを製作したいと思う。