三方留めの神棚製作。
指物師が用いる複雑な仕口ではなく、昇降盤とルータにて加工し、雇い核を用いる簡単な仕口。
簡単だけど機械のセッティングが重要になる。
以前勤めていた木工所でガラス張りのキュリオを製作する際に行っていた方法。
勤めていた時は一度に20台単位で組み立てるので、使用する接着剤も圧締時間短縮の為、コニシのハネムーン型HB-10(変性ゴムラテックス系)を用いていた。
速乾性の接着剤は今ひとつ信用していなかったけど、その後入念にラッカー塗装を施す為か僕の勤務していた期間中には不具合が起きたと言うクレームはなかった。
今回はオイルフィニッシュなので接着剤はオーシカTP-111を選択。
これが間違いで、留めの接合にはいつも苦労するのに大丈夫だろうと挑んだが、可使時間が短い為に慌てることに。それに接着面を圧締する力が弱くなる為か、白くボンドが目立つ。
白く気になるところは後で着色することに。
接着強度は本体の組み立て前にテスト済み。